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坐骨神経痛の治療―神経ブロック療法①

 痛みの原因とは何か、ということを考えたことがありますか。もしくは、痛みの元、痛みがどこからくるのか、ということは改めて聞かれると、一瞬考えてしまうかもしれません。しかし、この答えはいたって簡単です。ずばり神経です。
 神経は、脳からの「痛み」という情報を痛みを感じるべき部位まで伝達する役目をします。そして、坐骨神経痛の治療の中に、この神経の基本的な働きを利用して、症状の改善につなげようという治療法があります。それは神経ブロック療法といって、坐骨神経痛などで下肢に痛みがあるというような場合に、その痛みを伝達する神経に麻酔を注射して「痛み」という情報を伝えなくするというものです。この治療法はもちろん痛みの原因そのものを治すことはできません。しかし、痛みを感じなくなることで、患者は精神的にもリラックスした状態になり、血流が良くなり、筋肉の緊張もとれ、結果的に病気の改善に役にたつというのです。神経ブロック療法は、神経根ブロックといって、神経に直接注射するものと、硬膜外ブロックといって脊椎を囲む膜に麻酔を吸収させる方法があります。これは、決してその場しのぎの応急処置的治療ではなく、患者に痛みを感じさせなくすることで、精神的にリラックスすることを促し、その結果、血流が良くなり、筋肉の緊張もとれ、病気の改善に役にたつ治療法だといえます。

 

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